幼児・小学生のお稽古

1.道具の準備とごあいさつ

お道具の準備

習字道具を準備します。自分できちんと並べることで、自立心や丁寧さが自然と養われていきます。

ごあいさつ

背筋を伸ばし、静かに気持ちを落ち着けて

先生:「かきかたきょうしつをはじめます」

生徒:「よろしくおねがいします」

大きな声で元気よくご挨拶します。 

 

2.水書道(墨)で毛筆書き

お手本の「字」を読む 

先生が書く

目の前で、はなやはらいを見せるので、どんなふうに書いたらよいのかがよく分かります。先生のお話をしっかり聞くことも大切です。子供たちの「聞く力」を育てます。

 

幼児が書く

お手本を横において大きく一文字を書きます。このことにより「観察力」が育ちます。お手本とくらべ、うまく書けたところ、うまくいかなかったところなど、自分で評するようになります。そして、どうすればよかったかを一緒に考え子供に示していきます。清書の時にうまく書けたときに喜びはひとしおです。

こうした体験を通しながら、「観察力」「判断力」「自己解決能力」なども育まれていきます。

 

小学生が書く

個々の進み具合を見て、墨と半紙に変えていきます。墨やお道具の扱いが更に丁寧になり、自信をもってお習字に取り込むことができます。上手に書けたお清書はお教室内に展示されます。

 

習字道具の片づけ

自分のお道具を自分できちんと片付けます。そして鉛筆の用意をします。

 

3.鉛筆でプリントに書く

年中・年長と違うプリント教材です。「ことばあつめ」を行い、自分で考えた言葉を書いていきます。進み具合に応じて、濁音・半濁音・拗音・促音・カタカナなども指導していきます。

小学生のプリントは、学校教材に準じたカリキュラムで組まれています。筆で学んだ字をすぐに鉛筆で練習することにより、普段の字に

反映させていきます。鉛筆の持ち方や姿勢などのチェックをし、長く地道な指導をしていきます。

 

4.終わりのごあいさつ

ごあいさつ

出席カードに記入した後、背筋を伸ばし、気持ちを落ち着けて

先生:「かきかたきょうしつをおわります」

幼児:「ありがとうございました」締めくくりの挨拶も大切です。

 

5.イベント開催

夏はうちわ、冬はオリジナルカレンダー、年度末は色紙、筆文字作品を作っていきます。

年に一回 級位認定があり、一年の成長を確認していきます。

 

夏のイベント

7月はうちわ作りを行います。毎年個性あふれる作品が続出!うちわが完成したら、子供同士見せあってお互いの良さを伝えあいます。

水書道

幼児は「水書道」でお稽古。水で書くと墨で書いたように色が変わる特別な紙(水書きグー半紙)でお稽古します。

冬のイベント

12月はカレンダー作成を行います。1年間飾るものなので、来年への想いを込めて丁寧に文字を書きます。